今さら聞きづらい!ISISとは?

ISISとは何の略称なのか?

ISISとは、イラク・シリア・イスラム国の三つの国の略称で、イスラム教のスンニ派による、武装勢力のことを指します。
2006年に結成をされてから以降、自爆テロ、大量虐殺、誘拐、暗殺、サイバー攻撃など、数多くの事件を起こし、世間を騒がせている、残虐非道のグループとして知られています。
このISISの武装勢力によって、近隣諸国だけではなく、世界各国がこの勢力から自衛をするために、テロ対策に追われています。

元々はイスラム国家の樹立を目的として活動している、このISIS。
組織内でも公開処刑などが行われるなど、残虐非道な仕打ちが後を絶ちません。

イスラム教徒=ISISというわけではない

勘違いをしてはいけないのが、イスラム教徒全てが、ISISの武装勢力であるというわけではないということです。
>>http://grapee.jp/112874

イスラム教はそもそも、スンニ派とシーア派と呼ばれる、二つの派閥の宗教が存在します。
同じイスラム教でも、スンニ派とシーア派で考え方や風習、信じるものが異なり、考え方の違いが度重なった結果、スンニ派とシーア派の間で大きな暴動が起きました。

このスンニ派とシーア派の争いの中で、武力勢力として立ち上がってしまったスンニ派の一部が、今のアルカイダと言われています。
スンニ派の中でももちろん、これほど極端な思想はなく、アルカイダに属していないという方も少なくありません。

ですが、バレてしまった時点で処刑対象者となるほど、危険思想の持ち主の集まりが、ISISといえるでしょう。
2014年には、ISISとアルカイダは全く関係が無いと公言し、アルカイダから離反をした結果、シーア派の人々が2000人以上も処刑をされるという大事件が発生しました。

アルカイダとはどんな組織?

ISISの話題が出てくるときに一緒に出されることが多いのが、アルカイダです。
アルカイダはイスラム法を規範として政府と社会を統治し、構築を目指している政治的組織のことを指します。
このアルカイダに所属しているのは、イスラム教徒のスンニ派で、偏った危険思想を持つ者が所属していることから、非常に危険な分子として掲載されているでしょう。

ISISの上部組織としても知られており、指導者のウサマ・ビン・ラディン氏を筆頭に、積極的にテロ行為を行ってきたグループとして知られています。
ですが、ISISはこのアルカイダに対し、屈服をしない姿勢、戦い続ける姿勢を見せ続け、他国もそのスタンスに賛同し、徹底的制裁をアルカイダに送り続けています。

ISISへの支援物資の送達なども行われていますが、以前として、アルカイダとの戦いは膠着状態であり、日々、数多くの命が失われている現実があるのです。
他国の制裁などもあり、徐々に勢力が弱まってきているとは言うものの、まだまだ予断を許さない状況であることに、変わりはありません。