外国人観光客から見た日本の接客

好感度の高い日本の接客

海外からの外国人観光客が増加しています。
日本政府の調査によると、2017年に来日した外国人観光客年間で2,869万人以上、2018年には3,119万人以上と、過去最高を記録しました。
安倍政権でも、観光を国家成長戦略の柱の1つとして、外国人観光客誘致に注力していることから、今後も外国人観光客は増えていくと考えられます。
そんな中、日本独自の接客に注目が集まっています。

日本の接客では、おもてなしの精神を大切にします。
2020年に開催される東京オリンピックの誘致プレゼンテーションで、滝川クリステルさんが”おもてなし”という言葉を紹介してから、”おもてなし”を日本文化として認知する外国人も増えてきました。
では、外国人観光客は日本の接客について、どのように感じているのでしょうか。

まず、お店に入ると必ず、「いらっしゃいませ」と声を掛けることに驚く外国人が多いといわれています。
飲食店やお土産屋などの商店はもちろんですが、バスの運転手や駅の職員など、公共交通機関で働くスタッフや郵便局の職員まで、笑顔で接してくれることに感激するという声もありました。

海外ではお客様を見た目で判断して、お金を持っていそうな人には接客するけれど、そうでない人には無愛想に接するなど接客態度を変えるのが当たり前の国もあります。
また、接客態度だけでなく、売っている商品が不良品であることも多々あることです。
日本では購入する商品の品質は抜群ですし、お店によっては買い物袋を出口まで持ってお客様についていき、丁寧に見送ってくれることもあります。
お客様が困っていたら親切に対応するお店が多いので高感度を抱くことが多いようです。
また、笑顔で接客するのが日本では基本となっていることも、高感度を上げる要因の一つとなっているのでしょう。

おもてなしとは表裏なく接するという意味

日本の伝統的な文化ともいえるおもてなし(表なし)とは、もともとは神様を迎える際に、裏表なく礼儀をつくすという精神が息づいているといわれています。
その精神が最も現れているのが茶道で、お客様との出会いを一期一会として、お茶はもちろんのこと、生花や掛け軸などのしつらえや季節のお菓子など隅々まで気を配って、心地よい時間を作り出す努力を惜しみません。

外国の場合はサービスをする側と、サービスを受ける側という明確なラインがあり、一種の上下関係があります。
しかし日本は和の精神で、もてなす側ももてなされる側も対等の立場で接します。
外国ではサービスに対して、チップを払うという習慣がある国がたくさんありますが日本の場合はチップの習慣がありません。
サービスのためのお金をいただかなくても、精一杯おもてなしする心をもつこと、それが日本の接客の特徴ではないでしょうか。

おもてなしに決まったルールはありませんが、相手のことを思いやる気持ちがベースになっているのは間違いありません。

タクシー業界の変化

年々、日本を訪れる外国人観光客が増え続けていることに伴い、日本のタクシー業界ではある変化が起こっています。
それは、外国人ドライバーを増やしているということです。

東京オリンピックだけではなく、観光目的で訪れる外国人観光客は、電車やバスなどの公共機関も使いますが、慣れない土地で複雑になっている東京都の交通機関を使うのは、少しハードルが高いように感じます。
そこで、行先を伝えるだけで目的地に送り届けてくれるタクシーを使用するという外国人観光客が増えているという声もあります。
もちろん、英語や諸外国語を話せる日本人はたくさんいますが、よりスムーズに案内するためにも、外国人ドライバーを採用するという会社も増えてきています。

タクシードライバーとして働くための資格には、普通自動車免許だけではなく普通二種免許が必要になりますが、入社後に研修の一環としてこの二種免許の取得をサポートしてくれる会社もたくさんあります。
タクシードライバーに興味はあるけれど、二種免許がない・・・と諦めていた方でも、挑戦してみる価値はありますよ。
二種免許費用負担があるタクシードライバー求人はドライバーズワーク

現在、日本でのタクシードライバーの高齢化が進んでいて、採用率が減ってきているという問題もあることから、こうした外国人ドライバーを積極的に採用枠として取り入れていけば、より多くの外国人観光客の足となることができますし、人材不足も解消されることでしょう。